ミッドナイト競輪 e-SHINBUN賞(FⅡ)

開催日時 2022年5月17日(火)・18日(水)・19日(木)
開催場所 弥彦競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
e-SHINBUN スーパーアドバイザーe-SHINBUN
スーパーアドバイザー
山口幸二

選手インタビュー

 

二日目勝因敗因

1R
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レース総評
関東と南関勢の2分戦。山崎が残り2周で押さえるが小林は突っ張り先行。快調に逃げて、最後まで一本棒。番手の大河原が1着。山崎が不発も中を突っ込んだ青山が2着。小林は沈んで大河原マークの物部が3着。

動きチェック

1小林 和彦

残り2周を突っ張り先行。連日の動きは良いが、自分の脚を過信した運行。今回のデキなら、引いて捲れば1着だったかも。

2松江 健一

2分戦で7番手。ずっと一本棒だし、どうにもならない展開だった。 

3山崎 明寛

ブーメランか押さえに行ったかは分からないが、また、元の位置に戻る。昔は捲りがキレたが、ずっと出していないし小林に上手く駆けられてしまった。 

4大河原 和彦

ご馳走様の展開。後輩の小林が2周突っ張りだし、勝って下さいの展開だった。一般戦で、展開さえ向けば、まだまだ往年の脚を披露する。 

5物部 国治

先手ラインの3番手で3着。もう少し脚があれば2着に入れたかも。 

6青山 佐知男

昨日の7番手からの4着突っ込みも悪くなかった。あれを評価したファンなら買えたかも。目標の山崎が不発も鋭いスピードで突っ込み2着。
2R
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レース総評
結果的に小塚が主導権を取り阿部が番手捲りで1着。これを上手く追った伊狩が2着。人気の渋川は見過ぎて不発。その3番手にいた小林が突っ込んで最後3着。

動きチェック

1内海 雅夫

目標の渋川が不発。ただ、その前から踏み出しには離れていた。上手くリカバリー出来れば3着に入れたし、最後は後ろの小林にも抜かれてしまった。

2阿部 晃

小塚さまさまだろう。行ってくれれば、番手捲りは考えていたはず。渋川が構えてくれたので、バックから併せて出て快勝。 

3伊狩 知人

北日本の2段駆けに期待する気持ちがあったかも。上手く、後ろも牽制しながら、小塚に先行をほどこす。本人にしてみれば、最後は、阿部を捉えたかっただろう。 

4小林 高志

不発ラインの3番手だが、最後、内海を抜く。こう言う、1車は、あとあとでかい。 

5渋川 聡士

最近の状態の良さから、勝ちを意識したのかも。行くチャンスは何度もあったが見過ぎていた。補充だが、地元バンクだし明日は1着がノルマだ。 

6山田 二三補

単騎だが、バックから仕掛けて一発を狙う。不発だったが、見せ場は作った。山田が仕掛けた事により、渋川もタイミングが狂ったかも。 

7小塚 慎二

完全に貢献の逃げ。今日は決め打ちで主導権を取るレースだった。点数的に今期で代謝になりそうだが、最後まで諦めずに良い走りを演じて欲しい。
3R
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レース総評
岐阜勢が前受け。中団が吉橋と佐藤の関東勢。後ろ攻めを選んだのは徹底先行の善方。善方がジャンから駆けると中団は吉橋。後方が浅井と川西の岐阜勢。善方の番手で山崎が車間を切りながら、後ろの動きをシャットアウト。6番手の浅井の捲りは不発。善方をフルに利した、山崎が1着。吉橋が中を割って2着。3着が田崎で、ここも波乱のレース。4角では佐藤が浅井を押圧して落車失格。

動きチェック

1佐藤 謙

点数は一番持っていたが、吉橋マークでは厳しかった。4角で浅井を持って行き、自らも落車して失格。二日続けての落車だし体が心配だ。

2吉橋 秀城

後ろが格上の佐藤だし、外を仕掛けるのが理想。だけど、徹底先行の善方だし、簡単には捲れない。最後は、内を突いて自らは2着。 

3田崎 良太郎

福島、福島で回らず、山崎を1車噛ませたのが正解だったかは何とも言えない。田崎が番手だったら車間は切れなかった。 

4山崎 功也

番手を譲ってもらい善方の後ろを回れたのが全て。車間を切る余裕もあるから、後ろからは誰もヨコまで来なかった感じだ。 

5川西 貴之

昨日に続き、浅井の後ろ。好きに走ってもらった結果だろう。 

6善方 政美

先行の職人だし、自分の走りを今日もやった。ただ、昨日より、末の粘りが悪かった。ジャン先行だし、もっと粘っても良かったはず。 

7浅井 雄三

いつも通り位置取りでなく、自分のタイミングを大切にする。6番手からの捲りだったが、再三、佐藤のブロックに合う。それで4角で落車してしまった。
4R
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レース総評
優勝候補の石塚弟と角口の2分戦。晴山だけが目標不在で単騎。ここもセオリー通りに1番車の石塚が前受け。今日は突っ張らず車を下げる。角口が押さえると、石塚は鐘の4角からの巻き返し。番手の泉谷は今日もピッタリでワンツー。3番手の元砂は渋谷に阻まれて渋谷が3着。

動きチェック

1石塚 慶一郎

突っ張っても、引いても本人の1着は決まっていた。あとは、後ろが付いてこれるかだけ。どうあれ、落ち着いた走りだった。

2渋谷 錬

角口が行ってくれるが3番手をどかすので精一杯。そこから前を抜きに行くが、スイッチして3着確保のレースだった。 

3泉谷 直哉

石塚は地脚タイプと言うが、若いしダッシュ力もある。カマシの番手だったが、全く、離れるそぶりは見せなかった。 

4廣瀬 裕道

途中から大きく離れてしまう。やはり、準決では厳しかった。 

5元砂 海人

あと、1車乗り越える事が出来れば3番手3着だったが、丁度、渋谷に見つかってしまった。 

6角口 聖也

一旦、石塚を押さえたのは収穫だろう。そうでなければ、突っ張られおしまいだった。 

7晴山 裕之

チャレンジで一番きつい番組。3対3対1で目標不在。この1の人が勝つレースは滅多にない。当たり前だが。
5R
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レース総評
 門馬が押さえた上を原が叩くも、これに反応していた山崎輝-堀が捲り切る。山崎司はバックで本線2人にスイッチして、最後は堀をドカしながら中バンクを一気。

動きチェック

1山崎 輝夫

 車の出はモコモコだったが何とか前団を捲り切る。個人的には早く追い込みに変わった方がいいと思うが、番組がそうさせてくれないのか、本人がまだまだ動きたいのか、中途半続な状態が続いている。
 

2山崎 司

 目標失敗の展開からリカバリー。前も前団子状態になっていたし冷静にコースを探して突っ込んだ。
 

3原 大智

 北同士の叩き合いを制して主導権を奪う。結果は捲られてしまったが、初日よりも良いレースだった。 
 

4樋口 有樹郎

 番手で余裕ありそうに見えたが、外の捲りを止めることができず原と一緒に捲られた。ちょっと期待外れ。
  

5堀 勝政

 最終3コーナー、2センターでは「差して1着」と思ったはずだが、山崎司に内から来られて腰砕け。
 

6門馬 琢麿

 すんなり駆けさせてもらえば強いが、そうじゃないときは脆い。2日続けて持ち味を出せずフラストレーションが溜まっていそう。
 

7河元 茂

 踏み出しであっさり千切れて7着大敗。今の状態では前がカマシになるとキツい。
 
6R
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レース総評
 本命人気の土田が前に出たが流しすぎ。中団確保の布居が最終バックで捲り、その上を更に石田が捲って1着ゴール。布居を利した川口が2着で、石田マークの杉浦が3着。

動きチェック

1川口 聖翔

 布居の頑張りが全て。最後は5番手に行かれそうになったが、何とか踏み勝って2着を確保。
 

2土田 武志

 最終ホームで普通に駆けていれば誰にも捲られなかったはず。引きつけすぎて失敗。もったいないレース。
 

3石田 宏樹

 中団先捲りの布居に乗って、その外を更に捲り切った。もし布居がじっとしていたら、捲れたかどうかはあやしい。
 

4岩橋 則明

 外のスピードが違いすぎて仕事する前に捲られてしまう。あの展開ではどうにもならない。
 

5杉浦 康一

 川口に張られるのを気にして遠回りしすぎた。スレスレを追っていれば2着はあったかも。独特の前傾姿勢はいつ見ても格好いい。
 

6山城 光央

 本線の3番手を選んだが、前が捲られてしまい共倒れ。
 

7布居 翼

 自分より6点上の土田を捲り切った。最後はドバドバ行かれて4着だが、次に繋がる良いレースだった。
 
7R
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レース総評
 大きくは2分戦で新村が赤板過ぎから先行勝負。5番手まで下げた鈴木が最終2コーナーから捲るも不発で、逃げた新村を中井が楽に交わしてワンツー。鈴木が外で踏ん張り何とか3着。


動きチェック

1宮下 貴之

 鈴木がもう1車くらい前まで行ってくれれば外を鋭く伸びたかも。ちょっと前が遠かった。
 

2新村 穣

 メリハリをつけた良い先行で2週近く踏み切った。連日差されて2着2着だが競走内容は抜群!
 

3中井 達郎

 任せた新村が2週行ってくれて、別線の捲りは自分の後ろまで。これ以上ない最高の展開で、最後差すだけだった。こういうレースは年に数回だろう。
 

4鈴木 玄人

 迫力のある仕掛けで踏み出した瞬間は行ってしまうと思ったが、3番手の横あたりで止まってしまう。着も内容も同型の新村に完敗。
 

5田原 宥明

 先行するラインの4番手を確保するも、真後ろからの捲りに被ってしまう。単騎のレースではあれくらししかやれることはないし難しい。
 

6林 洋二

 捲りラインの3番手だが踏み出しであっさり千切れてしまう。点数通りの脚といった感じか。
 

7丸山 勝也

 3着には入りたい展開だったが…。ずっと被っていたし踏み場もなかった。
8R
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レース総評
 佐々木が打鐘から飛び出し3番手に泉谷のラインとなったが、下げて5番手の山本が豪快に捲って原田巧追のワンツー。泉谷不発の展開から川木が内を伸びて3着。


動きチェック

1山本 勝利

 4月は落車・落車と散々で、初日のレースもイマイチだったが、さすがにここは力が違ったようでひと捲り快勝。この1着は良い薬になったはず。
 

2原田 泰志

 決勝は最低ノルマだったし、とりあえずはひと安心? 最終バックで一瞬フワッとなったが、何とか立て直して山本の捲りに続いた。
 

3佐々木 吉徳

 守澤太志の自転車とアドバイスでだいぶ良くなっていたが、今日はあっさり捲られてしまう。やはりこの人は押さえて駆けるよりカマシ捲りの方が合っている。
 

4小橋 明紀

 何度も横に動いて番手の仕事に徹したが、外の捲りは止められず、最後は内からも行かれてしまった。
 

5川木 敬大

 内から小橋にドーンと当たったところはシビれた。ベテランならではのコース取りでしぶとく3着確保。
 

6泉谷 元樹

 切って3番手と組み立ては最高だったが、1車も進まず飛んでしまう。完全に力負け。
 

7西巻 秀太

 このクラスになると「脚の差」がモロに出る。離れずぴったり続ければ3着だったが…。
 
9R
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レース総評
 前で受けた長田が小田倉の上昇を突っ張り約2周のド先行。すんなり中団の岸川は全く動けず、このまま逃げた長田と野村でワンツー。3番手巧追は渡辺だが、岸川マークの鈴木が直線だけで3着に突っ込んだ。


動きチェック

1長田 龍拳

 さすがA級の野口裕史。小田倉の抵抗でかなり脚を使わされたが、それでも最後まで踏み切り本命人気に応えた。完全優勝は決まったも同然?
 

2岸川 哲也

 サラ脚の中団で、溜めて、溜めての捲り差しだが、車の進みは全然。あの展開なら1着は無理でも2着か3着には入りたかった。
 

3鈴木 幸紀

 任せた岸川が全然仕掛けず最終2センターまで5番手のままだが、最後の直線は強烈な突っ込みで3着に入った。
 

4野村 純宏

 差せなかった野村が弱いわけではない。前を走る長田が強すぎただけだ。
 

5渡邊 秀明

 3番手3着と思ったが…。最後は内外両方行かれて伸び負けた。
 

6橋本 紀彰

 脚負けではなく展開負け。あれではどうにもならない。
 

7小田倉 勇二

 長田に突っ張られた時点で「ジ・エンド」だが、簡単には下げず、激しく抵抗。やるだけのことはやったし悪くはなさそう。
 
 

初日勝因敗因

1R
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レース総評
群馬勢が前受けして中団の近畿勢がイン切りをして中団を確保。後ろ攻めの善方、佐藤、廣瀬はジックリ見ながらジャンから押さえ先行。元砂は粘らず中団に引く。小林が巻き返して、あわや捲り切る勢い。佐藤は冷静に判断して小林の外に車を持ち出す。佐藤が直線外を伸びて1着。善方の粘りも良く2着。佐藤マークの廣瀬が中を突き3着で順当なレース。

動きチェック

1佐藤 謙

やはり格上マーカーらしく冷静は立ち回り。善方が逃げて番手だが、最後は2センターから捲ってきた小林の外に車を持ち出す。余裕を持ったレース運びで1着だが、ゴール後に落車。

2廣瀬 裕道

番手の仕事は佐藤に任せて脚を溜めるレース。佐藤が外を踏んだので自然と中割りのレース。善方の粘りが思った以上に良くて3着だが、そつなく走った。 

3元砂 海人

本人がもう自力はないと言っていたが、その通りの組み立て。インを斬って中団を確保。あそこで、番手をやる度胸があれば波乱のレースになったかも。 

4小林 和彦

結果的に行ききれなかったが諦めずに何度も踏む。前回も2回バックを取っており、状態は上向き。負け戦に回るが、今回の動きは抜群と言える。 

5大河原 和彦

小林の仕掛けに離れる。得意の突っ込む展開にならず、後方のままだった。 

6善方 政美

若手相手でも、ド先行を貫く先行の職人。やはり、ベテラン同士の走りになると強い。緩急をつけてペース駆け。本命の佐藤が、あわや抜けないシーンもありそうだった。名物選手は健在だ。 

7中武 克雄

かつてはS級上位で名前を売る。元砂の後ろでは苦戦が予想された。ゴール後も落車して、それも心配だ。あの筋肉は、佐藤慎太郎選手以上だ。若い時からボディービルダーで、昔で言う、ムキムキマン。
2R
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レース総評
前受けの南関勢を埼京勢が押さえて単騎の小塚も中団で前を追う。吉橋が、ピッチを上げず、角口が自分のタイミングで巻き返す。渋谷はピッタリだが、3番手の松江は離れてしまう。渋谷が後方を確認しながら余裕の差し切りで1着。角口が残り2着。かなり離れていたが追い掛けた吉橋が3着。

動きチェック

1渋谷 錬

このクラスでは脚が違う。角口の踏み出しにもピッタリで、ゴール前は余裕の差し切り。後ろを確認しながら踏み、エンジンブレーキを踏みながらだった。

2吉橋 秀城

角口との2分戦なら通用すると思ったが、権利取りみたいなレースだった。もっと踏んでおかないと飛び付けないし、本格先行ではないから腹をくくれなかった。 

3角口 聖也

メンバーを見て横綱相撲。前を取れれば、どこからでも巻き返す自信があったのだろう。新人の当て馬の選手だが、実質自力1車で展開に恵まれた。しかも、後ろが本命の渋谷で1番車のメリット。 

4松江 健一

ベテランになるとカマシの3番手が一番きつい。途中まで付いて行ったが、中切れになってしまった。この人も長らくS級で活躍していた。 

5小林 高志

吉橋を1車抜けば3着だったが4着。この先の点数を考えると、1車でも抜いておきたかった。 

6晴山 裕之

前団は遠かったが4角からコースが空く。結局、そのままの着順だったが中を割って3着も可能だった。元気のある頃は番手勝負もやっていた。 

7小塚 慎二

単騎で捲りを狙うが、バックの山を乗り越えられない。成績通りで敗者戦に回っても苦戦しそう。
3R
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レース総評
新人の平山がセオリー通りに前受け。単騎の物部が中団で後ろ攻めが中部ライン。中部勢が赤板で押さえるが、平山は突っ張り先行。最終ホームは1本棒で2角から浅井がスパート。このスピードが良くて浅井が捲り切ってしまう。川西はきちんと追えず、平山を利した田崎が番手前残りで2着。3着が平山で大波乱のレースで8万円車券。

動きチェック

1平山 優太

ラインで決める為に突っ張りはセオリー通り。だが66点しかない49歳の浅井に捲られてはダメだろう。最近、本命選手が突っ張りで、この手のレースをよく目にする。本人もゴール後にうなだれていた。

2田崎 良太郎

浅井の捲りを止める事が出来なかったが、本人も「えっ、えっ」 と言う感じだらう。弥彦バンクは直線が長く、重たい走路だが、結局、目標の平山の掛かりが悪かった結果。

3内海 雅夫

平山に突っ張ってもらい3番手3着が本人の理想。そうならないのが競輪の難しいところだし、ツキがなかった。 

4山田 二三補

浅井は点数勝負。厳しいメンバーだが、きちんとラインを固める。これが、昔ながらの選手気質。立派だ。 

5川西 貴之

浅井のスピードが良くてワンツーが理想だったが、先輩が1着だし、良しとする感じだろう。 

6物部 国治

目標不在だし、本線の4番手を追走。後ろからのスピードが良くて被って飲まれてしまう。 

7浅井 雄三

元々、一発屋だったが、最近点数を落としていた。このままでは代謝のピンチだし、この1着は大きい。この成績で新人を捲ってしまうのだから偉大なる一発屋だ。普通のミッドナイトのファンなら信じられない光景だろう。
4R
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総評レース
石塚が前受けして3番手が山崎と伊狩で競り。石塚は誘導をふるに使って2角手前からのスパート。番手の泉谷は抜きに行くが全く差せず。3番手は激しい競りになったが内で山崎が競り勝つ。

動きチェック

1石塚 慶一郎

練習みたいな感じで駆ける。誘導も使えたし、全く疲れは残らなかったかも。逆にレース後のクールダウンの方がきつい気がする。前のレースで平山が人気を裏切ったし、今節の完全優勝は決まったも同然だ。

2泉谷 直哉

山崎が3番手競りを選んだので番手スンナリ。もし、番手に来られていたら、多少の苦戦はあったかも。やはり、前回のオール2着での準優勝が大きかった。 

3山崎 功也

競輪は弱いところ狙う競技。番手でなく、3番手ジカ付けを選ぶ。クレバーに立ち回り、この位置を奪取して3着に入る。 

4阿部 晃

目標の山崎が自力でなく、3番手競りの判断をしたところで厳しくなってしまった。 

5伊狩 知人

本人にしてみれば、3番手の俺でなく、勝負なら番手だろと思ったはず。山崎がジカで来て不運だった。 

6山崎 明寛

コメントで近畿の後ろ。この時点で4番手だし、勝負権以外のレースだ。 

7青山 佐知男

7番手7着かと思ったら、4着まで詰めていた。点数より、もっと脚のある選手。
5R
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レース総評
後ろ攻めの近畿が押さえて、その上を北日本ラインが主導権を取りに行く。樋口は飛び付けず、田原の番手の小橋は無風。埼玉勢の巻き返しは決まらず、田原の先行を小橋が差して1着。2着が田原で3着が3番手の丸山でラインで上位独占。

動きチェック

1山崎 輝夫

結果的に巻き返しが決まらない。ジャンで一旦、インを斬った方が良かったと思うが…。

2小橋 明紀

樋口の飛び付きを阻止して番手回り。田原の掛かりも良く、仕事もしやすかった。きっちり、ラインの3人で決めて番手の仕事を無難にこなす。 

3田原 宥明

近況、スランプ気味だったが逃げて結果を出す。準決の数字がないが、本人なりに出来は良くなっている。 

4岩橋 則明

同県の山崎と共倒れ。2センターから強引に内を突けば3着はあった。そこで丸山との攻防に負けてしまう。 

5樋口 有樹郎

番手勝負の意思表示もあったが、結局、位置を取れなかった。やりたい感じは伝わるレースだが、バックで前と離されてしまった。1回だけなら上手く脚を使えそう。 

6河元 茂

何でも良いから、樋口に任せると言うコメント。樋口に好きに走ってもらった結果だし、気にしていないだろう。 

7丸山 勝也

耐えに耐え忍んで3着を確保。内、外、両方やられたが自分の位置を守って3連単の車券に貢献。
6R
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レース総評
最終主導権は、ライン3車の関東勢。土田が原との、もがき合いになるが踏み合いには勝つ。泉谷と鈴木が捲ってくるが番手有利に小田倉が抜け出す。泉谷に乗った鈴木が2着で3着が泉谷。ボックスだと230円の1番人気だが、3連単は少し跳ねた。

動きチェック

1鈴木 幸紀

泉谷のスピードを借りて外を踏んで2着。本人からすれば突き抜ける展開だし、かなり不満はあっただろう。レース後に、カメラで映していたが、そんな感じに受け取れた。

2泉谷 元樹

スピードはあるが、組み立てに難がある。先行争いがあったし、もっと綺麗に捲ってもおかしくない。煽りもあったが、それも競輪なので。 

3小田倉 勇二

関東に目標選手がいても自分でやる時代もあったが、今は普通にラインの走りをやる。捲りもあるし、タテの切れは抜群。余裕を持って対処したが、本人は、土田を残したかっただろう。

4土田 武志

常に徹底先行の姿勢を崩さない。自分のレースをやったし、原には主導権争いで勝っている。 

5原 大智

モーグル界ではスターだったが、競輪では苦しんでいる。身体能力は高いし、ちょっとした事で変わるはず。今日は前受けから引いてのカマシが決まらなかった。 

6堀 勝政

先手ラインの3番手で絶好。ただ、内を締めているし、外の勢いに負けてしまった。 

7杉浦 康一

目標にした原と共倒れ。第3ラインの評価の番手だし仕方ないだろう。
7R
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レース総評
本線の鈴木が前受けで、中部勢が後ろ攻め。赤板で川口がアクションを起こすが、中途半端だった。鈴木が2周突っ張り番手の橋本が1着。2着が鈴木で3着が渡辺。差しても安い配当だったが、他に穴で買う選手も少なかったので。

動きチェック

1鈴木 玄人

病み上がりで体調が不安だったが、最低限の走りはやれた。ラインの3人で決まったし、そこは評価しても良い。だけど、本命の鈴木から買ったファンは、差されない仕掛けをやってくれと思った事だろう。

2渡邊 秀明

番組的には門馬の番手。ただ、本線の3番手を手堅く選んで、それが成功する。勝ち上がりを考えての事だし、ベテランらしいナイスな読み。 

3川口 聖翔

自在戦を表明したが、前々のレースが出来なかった。ブーメランで誘導を降ろすが、もっと強気に攻めて良かったかも。 

4橋本 紀彰

鈴木の先行を余裕を持って差す。確か、かなり昔だが、小田原記念の決勝に乗っている。それが、本人にとって最大の勲章だ。 

5林 洋二

川口の自在戦に期待するが、共倒れ。それでも、2センターからは自分で車を外に持ち出していた。 

6門馬 琢麿

不器用だし単騎では、レースにならなかった。この人が得意なのは、相手が強くても捲り屋との2分戦。 

7山城 光央

本人はダメだったが、ラインの4番手を固めた事により、前の3人が生きる。こう言うのも、競輪の大切なところだ。
8R
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レース総評
普通に1番車の新村が前受け。中団が北日本ラインで、後ろが近畿勢。布居が押さえに行くが、強引に新村が突っ張り先行。布居と川木の間を抜けて行く。単騎のコメントの地元西巻だが終始神奈川勢を追走。完全に北日本ラインは後手でバックは1本棒。新村の先行を寸前で野村が差し切る。2着が野村で3着が西巻。

動きチェック

1新村 穣

同県の先輩、野村との間で突っ張り先行は最初から決めていたのだろう。中距離の選手だし、スピードはないが、上手く駆ける。差されたのも、本人は納得だろう。

2野村 純宏

新村が突っ張り余裕の番手回り。寸前で差し切ったが、行ってもらうだけの技術と信頼関係があると言う事。 

3川木 敬大

目標の布居が主導権を取れず共倒れ。4角からは、何とか3着の気持ちがあったが遠かった。 

4山崎 司

近況の成績は良かったが石田と6、7番手。本命選手が駆けているし、どうにもならない展開。 

5石田 宏樹

レースに参加出来ず、後方のまま。メンバーもきつかったが、本人の調子も疑問。 

6西巻 秀太

単騎のコメントだが、終始、神奈川勢の後ろ。普通、この位置だし、コメントを出していれば、もっと配当は安かった。
 

7布居 翼

主導権を取れないのは仕方ない。だけど、ダメでも、バックで車を外した方が良い。今日、行けなくても、次は行ける可能性もあるからだ。やらないと脚はアップしない。
9R
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レース総評
本命の長田が山本を出させず主導権。やはり、この先行が不利なバンクでも関係ない。単騎の佐々木は後方で苦戦。静岡勢を追走は単騎の岸川。懸命に番手中井が抜きに行くが、長田の踏み直しが抜群。3番手に岸川もそのまんまで3着。読み筋で岸川が、静岡勢追走と考えるファンが多く、3連単は1番人気。

動きチェック

1長田 龍拳

捲りに回ると不発もあるが、逃げた時の迫力は満点。A級の野口裕史だが、来期の初のS級は楽しみだ。

2岸川 哲也

佐々木に付けないと言う事は、普通に考えて静岡勢の後ろ。車番も良いから、その位置を取れる。バックでは山本と絡み危なかったが、きちんと3着に入る。 

3宮下 貴之

目標の山本が叩けず不発。その後のリカバリーが、もっと上手ければ良いのだが…。 

4山本 勝利

落車が続いて本調子を欠く。完全に長田に力負けだ。少し、準決が心配。 

5原田 泰志

この3番手を回った時点で、本当の勝負は準決勝。地元だし、負けられない。 

6中井 達郎

一時のスランプを脱出して、良い頃の状態に戻っている。セッティングを戻しただけと言うが、こうも変わるものか。 

7佐々木 吉徳

ラインが出来れば違うが、単騎で見ておしまい。負けパターンに入ってしまった。2車なら、長田と力勝負を演じたはず。

初日インタビュー

1R

 

佐藤謙

いつか忘れたけど、善方さんとラインを組んだ事はある。あの徹底先行の走りは魅力ですよ。3場所前に弥彦ミッドは走っているけど、その時は中0日の追加だった。それに比べると、今回の方が体は楽。
 

広瀬裕道

茨城は支部長が変わるけど、引き続き、開催指導員はやらせてもらえる。だから、無事で安全がモットーです。栃茨ラインで佐藤君に前を任せる。 

元砂海人

目標は不在ですか。もう動いていないので、その辺りも中武さんに話さないと。コメントは、前々でお願いします。

小林和彦

前回の青森は二日目と最終日にバックを取った。だけど、相手が同期で先行マニアの善方さん。自力で頑張りたい。 

大河原和彦

青森を見ていたけど、小林君の動きは良かったですよ。信頼して前を任せたい。 

善方政美

新人が不在だし、こんな時は、自分のレースをやっておきたい。栃茨勢も任せてくれるみたいですね。先行を基本の組み立て。 

中武克雄

まずは、近畿同士の元砂君の後ろから。あとは、流れ次第になりますね。
2R

 

渋谷鎌

高知が終わって体調を崩したけど、逆に疲れが抜けて良くなっていた。南関ラインで角口君の番手へ。 

吉橋秀城

東京勢が任せてくれたので、自分で何かやりたい。自力と言える裏付けがないので、このコメントでお願いします。新人が不在でチャンスだし、何とかしたいですね。 

角口聖也

いつも新人の当て馬だし、少しラッキーですね。ここは積極的なレースをやりたい。
 

松江健一

渋谷君が格上だし前を任せる。南関ラインの3番手です。 

小林高志

晴ちゃんより、少しだけ点数を持っている。埼京ラインで吉橋君へ。 

晴山裕之

吉橋君が調子良さそう。大胆なレースも出来るので。埼京ラインの3番手です。 

小塚慎二

単騎で。多分、今期で代謝制度に引っ掛かりそう。やれる事を精一杯。
3R

 

平山優太

2場所前の和歌山は捲り3連発で完全優勝。静岡の小川達也さんに付けたレースだけど、小川さんから付いてくれと言われた。俺より、お前の方がヨコは出来るだろうと。だけど、その技術がなくて素通りされた。それが真実です。自力勝負。

田崎良太郎

前回の佐世保でも連係した平山君へ。その時は、1着、5着だったので、今回はワンツーを決めたい。 

内海雅夫

とにかく代謝にならない様に強い気持ちで走っている。明日があるかどうか分からないので。ここは福島コンビを追走して3着以内に入りたい。
 

山田二三補

ガールズの弟子達は娘みたいなもんですよ。前回の最終日は12秒2か3で逃げ切っている。自分が付けた方が浅井君も走りやすいと思うので中部の3番手。 

川西貴之

浅井先輩が前でやる事になった。僕は番手でアシストしたい。 

物部国治

高知の最終日は逃げて後ろの岩田幸久さんが1着。4着だったけど、理想は3着以内だった。単騎で位置を決めずに。 

浅井雄三

この2場所で点数をかなり落としたし、 選手生命の大ピンチ。多分、厳しいと思う。実際、あと2回ぐらい優勝しないと無理かも(笑)。中部の一番前で自力勝負。
4R

 

石塚慶一郎

アニキと一緒に練習をやっている。弥彦はデビュー2場所前に走って初優勝した思い出のバンク。脚質はスプリンターでなく地脚です。一応、ライン5車と聞いて、ビックリしました。ラインで決める自力勝負。 

泉谷直哉

石塚君の番手は初めて。前回のオール2着の準優勝だったけど、展開に恵まれた。 

山崎功也

石塚君に突っ張られて終わりそう。ミッドは車番で着が決まってしまうし、押さえに行けるかな…。色々と戦法は考えているけど、今は自力自在に。

阿部晃

山崎君は、その時々で走りが違うけど、自在に攻めると言ってくれた。なので、前を任せたい。 

猪狩知人

前の2人が強いのでチャンスがありそう。近畿の3番手です。 

山崎明寛

まずは4番手になるけど近畿ラインから。キンキキッズと言う事で(大笑い)。 

青山佐知男

5番手になるけど山崎明君の後ろから。1月に骨折してから、なかなか戻らない。あとはピスト6の開催指導員もやっており忙しいので。
5R

 

山崎輝夫

自力、自在の総力戦。マーク屋に変わろうと思ったけど、番組的に上手く行かず。当分、このスタイルでやって行くつもりです。

小橋明紀

北日本ラインで田原君の番手へ。決勝には進めていないけど展開次第と言う感じです。 

田原宥明

自力基本の組み立て。言い訳になってしまうけど、体調を崩してから良くない。点数なりと言う状態です。 

岩橋則明

埼玉同士の山崎君へ。いつも前々に攻めてくれるイメージ。 

樋口有樹郎

自分が動いて3分戦にした方が面白いと思う。流れを見て何かやりたい。 

河元茂

近畿ラインで樋口君へ。どんな走りでもお任せです。 

丸山勝也

埼玉勢の後ろもあるけど、逃げるのは田原君。だから北ラインの後ろへ。前橋ミッドの準決で大穴を出したのが、最近の一番の思い出です。 

 

6R

 

鈴木幸紀

防府は開催中止になったので仕方ないですね。ダッシュ鋭い泉谷君の番手へ。本当なら、彼との連係もあったでしょうね。

泉谷元樹

SNSで、もっと発信したいけど、面白い事を駆けないので。良い時と悪い時の波があるけど、自力で力を出し切りたい。 

小田倉勇二

土田君の番手へ。兄弟どっちとも連係はありますよ。今回はアニキ、それとも弟? 同期で戦法も似ているから、よく分からない。 

土田武志

この自転車は吉田有希のフレームです。主導権は取れているけど、まだまだですね。積極的な自力勝負をやりたい。 

原大智
オリンピック出場で本数が足りないから、どうしても競走に行ってしまう。本当は、もっとバンクで練習をやりたいのですが…。成績的にも納得いかないし、みんなの期待に応えられていない。そこも歯がゆいですね。自力勝負。 

堀勝政

この後、ゴルフに行く予定だけど、途中で気付いて、慌ててゴルフバックを取りに戻った(笑)。競輪も大切だけど、ゴルフも大事なので。前回は久々に1着。だけど、1年振りとか、そこまでではない。栃茨ラインの後ろを回る。 

杉浦康一

北日本ラインで原君へ。会うのも初めてだけど、スターの雰囲気がありますね。モーグルの世界的な選手だったので
7R

 

鈴木玄人

コロナではないけど、風邪みたいな症状が出て、一ヶ月半ぶりの実戦。ちょっと、走ってみないと分からない面もある。南関の先輩が付いてくれるのは大きいし、自力勝負。

渡辺秀明

番組的には門馬君なんでしょうけどね。だけど、本線の3番手が空いているし、後ろも山城さんが固めてくれる。だから、手堅く、関東ラインの後ろです。
 

川口聖翔

家事都合で少し休んだけど、直前は2本走った。門馬さんが空いているけど、自分で何かやりたい。タテ、ヨコ両方考えて。 

橋本紀彰

鈴木君の番手へ。ライン4車の番手になり、責任が重大ですね。 

林洋二

中部で川口君へ。前回の最終日に補充だけど1着を取れた。悪くないと思います。 

門馬琢麿

単騎で持ち味半減。だらだら駆けた方が、一番成績が良いので。もちろん、先行はないし、行けるところから。 

山城光央

渡辺君は実績がある。お任せして直線勝負です。 

 

8R

 

新村穣

ギックリ腰が出て、1本休んだけど大丈夫だと思う。弥彦を走るのは2度目。太田龍希君と対戦した、やられた記憶がある。野村さんとは初連係だけど、同じ川崎所属なので気心も知れている。自力勝負。

野村純宏

まずは特選シードの点数まで戻したいですね。初連係の新村君の番手で仕事をやりたい。 

川木敬大

近畿ラインで布居君の番手へ。連係は何度かありますよ。
 

山崎司

いたって普通。変わらず順調です。北日本ラインで石田さんへ。 

石田宏樹

前泊して体の治療に行き、軽く食事に行った。成績的に、良くないですね。自力勝負。 

西巻秀太

地元だけど目標が不在ですね。単騎で流れを見ながら。 

布居翼

松山の予選は、上手くスローに持ち込み、逃げ切る事が出来た。タイムも悪くなかったですね。準決は自分の技量がなかった。弥彦は2度目。自力勝負です。
9R


 


長田龍拳
前回の大宮の決勝は話題の太田海也さんと対戦。ナショナルチームのメンバーだし、全てが自分と違った。悔しさしかないけど完全に力負け。その前の西武園、宇都宮、伊東と優勝したけど、まだ自分の甘さを感じた。ラインで決める自力勝負。
 
岸川哲也

来期もA級です。腰の状態が良くなかったので一ヶ月ぶりの実戦。佐々木君が空いているけど自分でやる。他地区に付けないとか、変な決め事はないし、メンバー次第で。例えば、今回参加の泉谷元樹君なら付けるかも。単騎で行けるところから。
 
宮下貴之
地元の原田君には申し訳ないけど、埼京ラインなので山本君の番手へ。連係するのは、今回が2度目。確か、彼がA級に上がってきた頃で、予選だったけど自分は1着。追加の依頼が3本来たけど、断って練習をやっていた。
 
山本勝利
怪我が多くて3日間、まともに走れていない。前回の小田原の落車は、その前、立川で痛めたところと一緒だった。骨は大丈夫だったけど、傷口がえぐられた。バランスが崩れているし、そこが問題ですね。3車を活かして自力勝負。
 
原田泰志
来期はS級に復帰。だけど今期は、まだS級の点数が取れていない。奈良で優勝しているが、あとは、決勝進出に失敗のレースも多い。練習は真面目にやっているけど、すぐに結果は出ないですね。ここは埼京ラインの後ろから。
 
中井達郎
静岡同士の長田君の番手へ。連係するのは初めて。失格があるので来期もA級。今、流行のセッティングにしたら、全然ダメ。また、元に戻したら、スピードが出る様になってきた。早めに気がついて良かったですよ。
 
佐々木吉徳
単騎のレースだし行けるところから。前回の大宮の決勝は長田君や太田海也君との対戦。後手、後手になったけど、きちんと仕掛けていれば嵌まっていたかも。見てしまうのが自分の悪いクセ。単騎でなければ、長い距離を踏みたかったけど…。

A級決勝インタビュー

 

長田龍拳

来期のS級に向けて良い走りが出来ていると思う。出渋らずに自力で優勝を狙いたい。

新村穣
ここは静岡勢とは別線になりますね。割り切って力勝負。なるべく積極的に攻めたい。

山本勝利
落車が続いたけど、準決の1着で少し気持ちが楽になった。後ろが地元の原田さんだし先行主体の自力勝負です。

原田泰志
準決の山本君は強かったですね。地元だし山本君を差しての優勝が理想です。

中井達郎
セッティングを元に戻したらスピードが出る様になってきた。同県の長田君の番手へ。抜く事より
まずは離れない事に専念したい。

鈴木幸紀
ライン3分戦で自分だけ単騎。位置を決めずに流れの中で対応する。

野村純宏
若い子の気持ち次第ですよ。別々で力勝負をやるなら同県だし新村君の番手です。


 

 

チャレンジ決勝インタビュー

 

石塚慶一郎

今節、完全優勝を決めて、次、特別昇班を決めたいですね。この二日間は納得の走りが出来ている。自力でガンバル。
 

渋谷鎌

目標が不在だし自分で前々に攻めたい。自力、自在の総力戦。
 

泉谷直哉

二日間、石塚君が強くて恵まれた。前は抜けないけど、前回から前に離れていない感じ。ここも石塚君へ。
 

吉橋秀城

予選、準決は自分でやるレース。ラインに迷惑をかけたけど決勝に乗れて良かった。ここは東のラインで渋谷君に任せる。
 

田崎良太郎

福島、福島の並びでなく、ここも準決と同じ並びです。善方さん、山崎君の後ろで3番手。
 

山崎功也

田崎さんに番手を譲ってもらったおかげです。北日本ラインで善方さんの番手へ。
 

善方政美

新人の石塚君との力勝負になるけど、力を出し切りたい。自力勝負。

 

 

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    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     

    百十七期の首席
     
    明日(十七日)から始まる弥彦ミッドナイト競輪、第九競走一番車に名前がある長田龍拳は百十七期の首席卒業者だ。むろん早期卒業で話題をあつめたゴールデンキャップ表彰の二人、菊池岳仁と寺崎浩平を除いた集計によるNo.1ではあるが、師匠はあの渡邉晴智、かつ優れたアマ歴、更に在所時の最優秀技能賞獲得と、この長田も話題にこと欠かないデビューだったと記憶する。
    百十七期生のデビューから約二年が過ぎ、現在同期のS級在籍選手数は十五を算えるが、惜しいところでS級特進が叶わない長田は、菊池と寺崎をべつにしても、十三人には抜かれた勘定となる。
    ここ弥彦に来る前の大宮では、なんと準決から、いま噂の太田海也――百二十一期の早期卒業生だ――にぶつけられていた(太田が長田をぶつけられたという見方もできなくはないけど)。太田を相手に外連味なく逃げる長田はいじらしかった。と書きつけておく。

    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

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