ミッドナイト競輪 第5回チャリ・ロト杯(FⅡ)

開催日時 2022年1月24日(月)・25日(火)26日(水)
開催場所 西武園競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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山口幸二

選手インタビュー

 

二日目勝因敗因

1R

1鈴木 規純

小塚君が自力と言うなら任せていた。だけど、単騎でやりたいと言ったので。それで、競りを覚悟で高田君の番手。競り勝って、差せれば、もっと良かったですが。 

2落合 豊

前を1車抜けなかった? いや、全然。並んだ順ですよ(笑)。

3古屋 孝一

行く場所がないし、ジカで高田君の番手を狙った。内に誘導がいるのも見えたし、思い切り、決める事が出来なかった。 

4高田 隼人

先行1車だったのが全て。たまには、良い事がありますね。残り1周をペースで駆ける事が出来た。 ハンドルを投げた瞬間は、鈴木さんに食われたかと思いました。1着権利だし逃げ切れて嬉しい。

5小塚 慎二

ラインが出来るのは重かったので。初日の単騎カマシも、たまたま。番手が競りだし、入れれば良いと思っただけ。今日は、何にも出来なかったし、これが今の脚です。 

6鈴木 祥高

溜めて、どこまで行けるかのレース。だけど、全く出なかった。 
2R

1菅原 洋輔

先行1車だし、突っ張った方が良いかなと。後ろがもつれたのは申し訳ないけど、ラインの3人で決まったので。 

2幡中 幸弘

何もアクションを起こせず、中武さんに迷惑をかけてしまった。 

3小田桐 義継

誰か競りに来ると思っていたし、そこは想定内。競り勝てたけど、最後、成田さんに抜かれたかと思った。 

4南雲 孝之

最終的にハコで勝負したけど、外だと厳しいですね。 明日も小林君の前でなく、何かやりたい。

5成田 恭一

最後、直線で2着までに突っ込めれば良かったけど、3番手だったので。 明日は同県の鈴木規純さんへ。

6中武 克雄

いつでも自分でやる準備はしているけど、幡中君がガンバルと言ってくれたので。 明日も同じメンバーだし、今度は、もっと頑張らせる(笑)。

7小林 高志

あれはブーメランでなく、切りに行った。切れば、近畿勢が来てくれるかなと。だけど菅原君が切らせてくれなかった。 
3R

1杉山 正和

2日間、牛田君の番手で恵まれた。師匠と一緒のせいか、本当、良い走りをやりますね。レース内容が抜群だし、人間的にも真面目そう。 

2藤田 和彦

牛田君が掛かっていた。松本君が邪魔になりコースも空かなかった。岡田君も内を空けなかったし。 4着だし、次のレースの結果が良い事を祈りたい。まさか、中島詩音君が4着になるとは…。

3牛田 樹希斗

そんなに自信はなかったけど、ラインで決まる様に走ったので。その方が自分の為にもなるし、ファンの為にもなり、先輩の為にもなるので。 

 

5中山 善仁

松本君が不発だったのは仕方ない。あとは、自分で、もっと突っ込みたかった。だけど、前に藤田さんとかもいたし、全然空かなかった。
 

6吉橋 秀城

周回中から重たくて、脚が溜まらなかった。 

7岡田 篤

結果的に、初日、番手勝負で勝ったのが大きかった。今日は強い牛田君の3番手。後ろに藤田さんがいたし、内だけは空けない走りだった。 
 
4R

1小川 達也

脚を使わず主導権を取れたので。西武園だから、持ちますね。新人を不発にさせたし、百点のレースだったと思う。 

2中島 詩音

ブーメランだと思い、勘違いしてしまった。脚は悪くないし、組み立てが失敗した。 

3鈴木 純

見ての通りで小川君のカマシが抜群だった。一番良いタイミングで仕掛けてくれた。連日、前が行ってくれて有り難い。もちろん、マーク選手だから抜く脚はないですよ。 

4芝田 和之

中島君の踏み出しに離れて、後ろの松岡さんに悪い事をした。地元だけど、2日間、情けないレース。 

5松岡 慶彦

展開もあるから仕方ない。最終日は地区は違うけど、岩手の菅原君の一発に期待する。 

6石貞 有基

中島君が後手を踏み、小川君の先行。一番良い展開になったし、恵まれた。力の差があっても、このバンクで捲るのは難しいですね。 

7田島 高志

石貞君が前々に踏んでくれたけど、自分の脚ですね。 
 
5R

1善利 裕生

後ろの2人も連れて行ければ良かったけど、そこまでの脚がなかった。位置を取るまでに脚を使っていたので。 

2玉木 英典

勇気がなかったですね。ホームで休まず、行っていれば、叩き切っていたかも。だけど、もう自力は、あまり出したくないので。 

4白木 正彦

玉木君は行けたと言っていました。逆に中団争いになってしまい、きついレースだった。 

5藤本 龍也

メンバー的に駆けようと思っていた。善利さんが強かったですね。だけど逃げて2着ならば。 

6川本 恵二

善利君が強きに前々のレースをやってくれた。2着に入りたかったけど直線も短いので。 

7本間 慎吾

絶好の展開だったけど、4角から全く伸びなかった。後ろから一気に来られてしまった。 
 
6R

1中里 福太郎

後ろを競ってもらっているのに、自分だけのレースで申し訳ない。行くタイミングが悪かった。逃げ腰になる感じで外外を捲る感じだった。白井さんに見られていたので。 

2白井 一機

奈良の最終日も山田君は自力を出してくれたし、有り難いですよ。中里君は止まったと思いました。最後は、何とか抜いた感じです。 

3山田 哲也

中里君の後ろが競り。来れば番手に飛び付き、来なければ駆ける作戦。併せ切ったと思ったけど、中里君が強かった。 

4井上 善裕

中里君の先行1車だし、競りは仕方ない。あの形だと競りは、きつい。 

5松永 晃典

山城さんと話して別々になった。脚を溜めるレースだけど、まだまだですね。 

6工藤 考生

初日の怪我は大丈夫。明日も、普通に走りたい。今日は競りの後ろで3番手だったので。 

7山城 光央

地元勢には悪かったけど、他に行く場所がなかったので。それで自分も中里君の番手を主張した。
 
7R

1相笠 翔太

前回の地元完全優勝は全部、人の後ろだった。2日間、組み立てが中途半端だし、すみません。ホームで中団に入ったのも失敗ですね。 

2伊藤 亮

福田君が中団を取ってくれたけど、相笠君に入られたのが痛かった。地元だからと言い、甘くはないですね。 それと、僕が一卵性の双子なのは、本当の話しです。この顔と同じなのが、もう一人いて、自動車の整備士をやっています。負けて恥ずかしいから、小さくなっている姿を写真にして下さい(笑)。

3福田 滉

連日、地元の伊藤さんに迷惑をかけてしまい、申し訳ない。 

4枠元 一葵

3分戦だけど実質、自分の先行1車。後ろが奥出さんだし、今日は緊張感なく走れた 。ペースに持ち込めたし、小回りバンクの西武園だから逃げ切る事が出来たと思う。

5佐藤 朋也

あそこは相笠君の判断だし、任せていたので。 

6奥出 健士郎

本当、昨日、言ったでしょ。枠本君とは相性抜群なので。5回走って4回ワンツーだったと思うし、確か、これで5回目のワンツー。こう言う良い走りをやってくれ有り難いですね。 

7山内 大作

先手ラインとコメントしたけど、福井コンビの後ろだと思っていた。そこが先行だし、セオリーだと思ったので。 
 
8R

1中村 敏之輔

木村君の踏み直しが抜群で全然差せなかった。後半になっても、どんどん伸びて行く感じだった。若い子は強いですね。 

2西本 直大

捲りが不利だし、木村君も掛かっていた。中村君のブロックもきつくて、捲る事が出来なかった。 

3木村 佑来

後ろがしっかりしているし、自分の走りが出来たと思う。S級特進とか意識していないし、内容も考えながら、勝てる様に頑張りたい。 

4田中 孝彦

前が同期同班の中村さんだし、仕事をしやすい様に内を締めていた。前のレースの山内さんには勝っているけど、3着だし、決勝に乗れるかは最終レースの結果待ち 。

5鈴木 雄一朗

木村君に遊ばれていた。そんな感じでした(笑)。 

6藤井 孝則

初日は失格かと思い、審議は冷や冷やした。今日は格上の西本君だし任せていただけ。 

7岩崎 大和

歯がゆいな。同期の鈴木君が頑張ってくれたけど、あんなに外を行かれては…。
 
9R

1新田 康仁

仁藤君が落ち着いていた。高橋成君にふたをされたけど、自分でどかしに行った。ダッシュは良いし、あとは末の粘りだと思う。ただ、今日は抜けないと思うぐらいの踏み直しだった。俺も人気だし、抜かないとファンに怒られるので。S級でも通用すると思うし、楽しみな若手です。 

2仁藤 秀

後ろがビッグネームの新田さんだし緊張した。 会田さんの落車は残念だけど、力は出し切れた。決勝は静岡3人だし積極的に駆けたい。

3高橋 成英

(落車し棄権) 。

4野間 司

 審議はセーフですか。3着では決勝に行けないけど嬉しいですよ。地元の高橋泰さんが突っ張ってくれたおかげです。

5會田 正一

(落車し棄権) 。

6三浦 稔希

 (落車も携入)。

7高橋 泰裕

 中団で高橋成さんがふたをしていたし、突っ張るしかなかったですね。仁藤君に捲られたけど力は出し切れた。
 
 

初日勝因敗因

1R

1小川 達也

自在にやっていた時もあるけど、チャレンジはタテのレースが基本です。今日は石貞さんとの2分戦だし、突っ張った方が堅いと思った。 作戦通りだし、チャレンジの1レース1番車は良いですね。

2藤田 和彦

小川君が突っ張ってくれたおかげ。あれは、どこまで行っても抜けないですよ。引いてカマシだと、千切れるし、恥をかかずに済んだ。 

3石貞 有基

西武園が、こんなに捲りが決まらないのを忘れていた。踏んでも踏んでも進まなかった。4着だと、多分、大丈夫だと思うけど、まだ分からないので。 

4中山 善仁

小川君が引かずに突っ張ってくれたので。作戦通りだし、3番手3着で良かった。 

5幡中 幸弘

小川君のペースになったし、厳しいレースになった。 明日は中武さんに任せてもらったので前々で何かやりたい。

7鈴木 祥高

まだ結果は出ないけど、ヘルニアが良くなり、少しずつ練習をやれる様になってきた。 
 
2R

1鈴木 純

高田君が行ってくれたので。松本君を止めたかったけど、少しスピード差があった。 申し訳ないけど、前に踏まさせてもらった。高田君の為にも3着でなく、2着まで入りたかった。

2松岡 慶彦

内の鈴木さんを気にし過ぎた。それが松本君の捲りが決まったのに、2着に入れなかった要因です。 

3松本 一成

西武園は捲りが不利だし、ちょっと危なかったですね。最後は、何とか捲り切る事が出来た。明日は新人との対戦だと思うけど、力を出し切りたい。 

4吉橋 秀城

前の松岡さんが鈴木さんを締め気味に内に行ったので、自分は外を踏んだ。そうしたら思った以上に伸びて3着に入れた。 

5中条 憲司

(二日目から病気欠場) 。

6高田 隼人

最近は強い新人選手との対戦ばかり。前回は早期卒業の中野慎詞君もいた。今日はベテラン同士の松本さんとの対戦だったけど、力の差が歴然としていた。 

7中武 克雄

ミッドナイトだから仕方ないけど、やはり点数がなくて7番車はきつい。展開も悪くて7番手になった。明日は自分でやる事も考えたけど、近畿で幡中君に任せる。 
 
3R

1杉山 正和

牛田君はスタートが苦手だし、1番車の自分が取りに行く作戦。菅原君も欲しいと思ったはずだし、そこは上手く行った。あとは、突っ張ってくれたし、それがあったから、ラインの3人で決まった。 

2牛田 樹希斗

ネットの記事で有名になっているけど、意外とチャラくないと言われています(笑)。少林寺拳法をやっていたり、高級外車に乗りたいと言ったり、ネタの宝庫ですから。今回は師匠と一緒だし、人気に応える事が出来て良かった。 

3鈴木 規純

多少、詰まったところがあったけど、新人が突っ張っては、どうにもならない。明日の負け戦は、高田隼人君の番手だけど、古屋孝一さんとジカ競りですか…。 

4菅原 洋輔

スタートを取れると思ったけど、杉山さんが早かった。締め気味に行ったけど、まだ杉山さんの車輪が差していた。それで諦めてしまった。あとは、あの形になるとどうにもならない。 

5田島 高志

3連単の1番人気に貢献出来て良かった。 牛田君は突っ張り、ペースで駆けると言っていた。あとは、内だけ空けない様に気をつけていた。

6小田桐 義継

メンバー的に厳しかったし仕方ないですね。また菅原君には頑張ってもらうし気にしていない。 

7小林 高志

先手ラインの4番手だけど、前は同期の田島君。今の成績なら4番手4着で十分ですよ。 
 
4R

1中島 詩音

前橋は得意だし、次の前橋で特別昇班を決めたい。それには、今節、完全優勝がノルマ。西武園は先行有利で走りやすいし、自分の状態も問題ないですよ。 

2芝田 和之

人気なのに、すみません。中島君マークを外してしまった。 その後は、内が空くのを待ったけど、空かなかった。

3落合 豊

岡田君がジカで競りに来たし仕方ない。紛れもあったので。 

4岡田 篤

後ろに古屋さんもいたし、地元の芝田君には申し訳ないけど、ハコをやるしかなかった。 

5古屋 孝一

岡田君が勝負してくれたけど、きちんと追走出来なかった。だけど、気持ちは嬉しい。明日は位置がないし、自分もハコで勝負する。

7小塚 慎二

前がもつれていたから単騎だったけど、カマシに行った。だけど、自分の距離だし持つはずはない。見せ場を作れたし、明日以降に繋がれば。 
 
5R

1鈴木 雄一朗

同期の野間君とは迷惑をかけてばかりで、あまり決まっていなかった。だから、今日は突っ張ろうと。人気だったし、今日は末の粘りも良かった。 

2野間 司

鈴木さんは在校1位。俺は27位で底辺の選手だった。鈴木さんはワッキーより強かったしね。天才だし、本当、自分と一緒に走る様な選手ではないですよ。 

3會田 正一

後ろの松永君のコースを考える余裕がなかった。ラインで決まったけど、そこは申し訳ない。明日は仁藤君、新田君の後ろかな? 

4奥出 健士郎

姉はアオケイでオートレースの記者をやっています。実は甥っ子2人も選手を目指した時期もありました。善利さんに任せていたし、あの展開は克服出来ない。 

5善利 裕生

鈴木君の先行は掛かっていたし捲れなかった。良い具合でペースに持ち込めた。 

6白井 一機

今回は弟子の牛田君が一緒だからね。2人で、いつも以上に気持ちは入っているけど展開には勝てなかった。 

7松永 晃典

会田さんが中か外に行ってくれれば自分にもチャンスはあったけど…。大きな病気になったけど、それは、だいぶ良くなった。 
 
6R

1枠元 一葵

西武園は初めてだけど走りやすかった。わきもとなのか、わくもとなのかは、本当、良く言われます。 レースになると緊張するので、準決になると力を発揮出来ない。そこが今の課題ですね。

2藤井 孝則

枠本君が、きちんと突っ張ってくれたので。誰か来ると思っていたし、スンナリではないと思っていた。 一瞬、落車があったので、自分かと思い、びびりました。

3山内 大作

中団で脚を溜めるレース。もう少し早く行けたら良かったけど、あれ以上は無理ですね。 

4小西 誠也

工藤君の落車で、乗り上げそうになった。そこは危なかった。 

5藤本 龍也

分かっていても枠本君に突っ張られてしまった。地元の工藤さんに迷惑をかけてしまった。 

6工藤 考生

(落車し棄権) 。

7山城 光央

 山内君には好きに走ってもらった。チャレンジでも勝てなかったし、今期2班なのは大きい。明日は馬がいないので、ジカで番手勝負です。
 
7R

1仁藤 秀

末脚が甘いですね。準決は新田さんだし、迷惑をかけない様に走りたい。 

2田中 孝彦

仁藤君を残しに行ったけど、後ろの三浦さんも脚があるので。自分だけ脚を使わず、番手で恵まれた。 準決は同期同班の中村君の後ろで北日本ライン追走。

3三浦 稔希

突き抜けるイメージで踏んだけど直線が短い。しかも、外だからね。これ以上、悪くなる事はないと思っているので。 

4中里 福太郎

仁藤君を併しに行ったけど、ホームで叩かれてしまった。追加だけど、雪かきで練習をやっているので、それは問題なかった。 

5玉木 英典

外の勢いが違ったし、直線で仁藤君が来たから止める事が出来なかった。 

6井上 善裕

大宮記念が無事に終わり、ホッとしています。開催指導員をやっているし、多少の気苦労もあるけど、みんな選手が協力してくれますから。 

7本間 慎吾

前期のチャレンジは2班の点数が取れなかった。今期は取りたいけど、スタートダッシュに失敗した。 
 
8R

1木村 佑来

後ろが競りになってしまい、先輩に申し訳ない。まだ、その辺りの走りが下手ですね。脚は問題ないと思うので、準決はラインの3人で決めたい。 

2佐藤 朋也

こうやって番手を回る時のヨコの技術が足りない。同県の間に入らせてもらったのに迷惑をかけてしまった。 

3高橋 泰裕

スタートは取りに行ったけど取れなかった。木村君を叩けるなら、あのままカマシ先行。ダメなら番手追い上げと思っていた。2着だったけど、きちんとレースをやれたと思う。 

4岩崎 大和

地元の高橋君が良い走りをやってくれた。自分は、それに付いていただけ。直線は、もっと伸びても良かったと思う。 

5山田 哲也

前が競りになっていたし、チャンスはあったけど、見てしまった。前回の奈良最終日は捲りが決まり白井一機さんとワンツーだったけど。 

6白木 正彦

佐藤君はS級上位で自力で戦っていた選手。実績が違うし、番手を回ってもらった。その方がラインとして機能すると思ったので。 
 
9R

1新田 康仁

車間を切って、いつでも後ろの動きに対応出来る準備はしていた。地区も違うし、高橋君とは初連係だったけど選んで正解でした。ただ、明日は味方でなく敵になってしまう。そこが痛いね。タイトル? あの当時は、いつでも獲れると思っていたよ(笑)。 

2中村 敏之輔

もう今期は3本目。走れる時は、走り、結果を出したい。今日は新田さんが強かった。明日は木村佑来君の番手。後ろも同期同班の田中孝彦君だし心強い。 

3西本 直大

内に行ったりして、納得の走りが出来なかった。感じは良くなかったけど、明日は修正したい。 

4相笠 翔太

前が番手捲りもある新田さんなので、びびってしまった。もっと、勇気を持って早めに行けば良かった。中途半端だった。 

5伊藤 亮

今日は共倒れだけど、明日の準決も福田君と一緒。今度は、もっと位置取りを厳しく走ってもらいたいな。 

6福田 滉

練習はやってきたけど、本番では違いますね。連続、落車で調子が落ちているのかも。 

7高橋 成英

後ろが新田さんで緊張した。僕みたいな選手に付いてもらい有り難い。しかも、きっちり仕事をやってもらい残してもらった。今度は、敵だし、嫌ですよ。 
 

初日インタビュー

 

1R

 

小川達也

 西武園は1年くらい前に内抜きで失格した苦い思い出がある。そのときの失格点がひびいて今期はチャレンジ降格です(苦笑)。先行主体。

藤田和彦

 チャレンジを走るようになって小林覚さんの偉大さが分かった。若い子相手に2班の点数を取るのはすごいことだし、こうやって自分が経験してみて初めてあの人のすごさがわかった。しっかり走らないと1年半でクビになってしまうし、まずは70点取るのが目標。南関ラインで小川君に任せます。

石貞有希

 自力自在。いや、やっぱり自力はなくして、自在でお願いします。西日本の先行屋が手薄というのは来る前から分かっていたし、こういう番組も覚悟していました。

中山善仁

 南雲さんと鈴木君の了承を得て南関の後ろを回ります。離れないように集中して。

幡中幸弘

 石貞君がいるなら任せるだけ。連係相性はいいですよ。

南雲孝之

 中山君は南関に行くみたい。自分は兵庫両者の後ろを回ります。

鈴木祥高

 この成績で言うのもあれだけど、本当にちょっとずつよくなってきている。どこかでしれっと穴を出すのが今の目標なんですが、それがどこなのかは分かりません(笑)。決めずに単騎で。
 
2R

 

鈴木純

 目の前のレースを一戦一戦頑張るだけ。南関ラインで高田君。

松岡慶彦

 ずっとボロボロの状態で走っていたけど、12月くらいからやっと普通に走れるようになってきた。一時期よりはだいぶマシです。松本君。

松本一成

 生涯自力を貫いているんじゃなくて、今さら変われないから、自力で動いているだけ(笑)。逃げや捲りで1着を取ると今でも喜んでくれる人がいるし、そういうのはすごく励みになる。自力勝負。

吉橋秀城

 松本君-松岡さんの後ろ。関東ラインの3番手をしっかり固めます。

中条憲司

 中武さん次第ですね。回っていいなら南関の後ろから行かせてもらいます。

高田隼人

 前もって「こうしよう」「ああしよう」と決めて走ることはほとんどない。いつもレースの中の閃きで走っています。1着2着はポツポツあるけど、それ以上に着外が多くてなかなか点数が上がらない。自力自在。

中武克彦

 大阪の最年長は自分と多田司。もう引退したけど東京に移籍した田谷勇は1コ下だった。多田はこの年齢になってピスト6をバンバン走っているけど、自分は若い頃にやりきったからもういい。今さら30万、40万出して機材を揃えるのも大変だしね。今後の競輪人生は、クビと言われるまでは選手をやるつもり。ある意味、グランプリ選手よりも必死なんよ。車番が悪くてどうにもならなそうだけど、気持ちは衰えていないしやる気もある。ここは関東の後ろ。
 
3R

 

杉山正和

 チャレンジに落ちて3連続でミッドだけど、モーニングよりはまだマシ。モーニングの早いレースはどんだけ走っても慣れない。目標にする牛田君とは大垣のときに3日間一緒で、毎日強いレースをしてくれた。何も言わずに任せます。

牛田樹希斗

 ジュキトというのは今で言うところのキラキラネームですね。父親がボクシングの辰吉丈一郎さんのファンで、辰吉さんの息子さんがジュキヤって名前なんですが、それを少し変化させてジュキトって付けたみたい。自分は小学校のときに日本拳法で日本一になって、そのあと大学の途中まで野球をやって、いまは競輪選手に落ち着いています。座右の銘は「攻めの人生」。前回の小倉は初めての優勝で嬉しかったけど、デビューからずっと内容にこだわってやっているので、連勝とか特別昇班はそこまで意識していない。いつものスタイルで思い切り行くだけです。

鈴木規純

 菅原君。相手は強いけど頑張ってもらいたいね。

菅原洋輔

 新人の子が内枠だし突っ張られそうな気がするけど、(牛田の成績欄を見て)そんなにSを取っていないし、向こうが後ろ攻めからっていうのもあるのかな。自力勝負。

田島高志

 物足りない? いやいや、今の自分はこんなもんですよ。牛田君-杉山さんの後ろで3番手3着を目指します。

小田桐義継

 デビューしたのが1998年だから選手生活24年。年齢と共に(脚力や成績が)落ちていくのは分かっていたけど、ここまで急激に落ちるとは自分でも思わなかった(苦笑)。北日本の3番手でチャンスを待ちます。

小林高志

 弱いから7番車はしょうがない。回れる位置もないし、同期の田島君の後ろにいます。

 
4R

 

中島詩音

 病弱というわけではないんですが、体調を崩すことがけっこう多くて、松戸、取手、平はずっと調子が悪かった。前回の前橋ミッドでようやく戻った感じです。早く1・2班戦に上がりたいし、今回3連勝、次も3連勝で特別昇班する予定。このあとまた前橋が入っているんですが、早期卒業の中野(慎詞)君がいないのはチェックしてあります(笑)。

芝田和之

 新人の子はみんな強いしチャレンジでも厳しいですよ。もちろんここは中島君一本。自力一車みたいな感じだし4番の追い上げは警戒したい。

落合豊

 中島君-芝田君の後ろ。関東3番手。

岡田篤

 難しい番組。困ったねぇ…。古屋さんの前で何かします。

古屋孝一

 疋田力也君が欠場したから西の選手はみんな牛田(樹希斗)君頼み。牛田君と一緒にならなかった時点でこういう番組になるのは仕方ない。岡田君と話して何かするってことなので任せることにしました。誰が見ても狙うところは1ヵ所しかないよね。

成田恭一

 4番手になるけど関東の後ろがいい。落合さんの後ろを回ります。

小塚慎二

 押さえにいったところで100%突っ張られるし、かといって何もしなきゃ7番手7着。点数順に車番が組まれるミッドは難しいですね。成田さんは関東の後ろに行くみたいだし、自分は単騎で走ります。

 

5R

 

鈴木雄一朗

 練習はしっかりやってきました。同期の野間君と決まるように走りたい。自力。

野間司

 (平で落車しているが)体のダメージはそんなにないんですけど、前回の平塚は自転車とか流れが噛み合わなかった。練習の数値だけなら前よりは上がっていますよ。前を任せる雄一朗さんは94期のナンバーワン。自分はナンバー27くらいで超普通(笑)。連係はけっこうあるし、全て任せてマークします。

会田正一

 まっちゃん(松永晃典)と話して決めました。関東の後ろ。

奥出健士郎

 10年くらい前に自力選手をやめているので善利さんにお任せです。善利さんと一緒のときはいつもこの並び。ちなみに今回はぶっつけで新車。雪で1回も乗っていないけど、さっき検車場でまたがった瞬間にイケるなって思った。楽しみ。

善利裕生

 奥出君が何かしたいなら任せるけど、そういう感じでもなく「お願いします」と言うので僕が前。出来る範囲で頑張ります。

白井一機

 前の期は回れるところがあってもあえて自分でやるようにしていて、その結果が81点という競走得点だった。攻めた結果、たいした数字を残せなかったし、今期はなるべく回れるとこ回って、そこから勝負しようと思っています。この年齢になってもどれが正解か分からないし、自分の生きる道を模索中です。近畿の後ろ。

松永晃典

 会田さんとはお互い強かったときから普通の関係性。自分は記念優勝1回に特別の決勝に乗ったのも1回だけど、会田さんはずっと上で強かったし格が違う。会田さんが関東に行くならその後ろです。
 
6R

 

枠元一葵

 福井で枠元という名字だと、どうしても脇本さんと間違えられる(笑)。「ワキモト? ワクモト? どっち?」みたいな。ちなみに脇本雄太さんの弟の勇希さんは同じ高校の1コ上の先輩です。あ、それと、ワクモトって名字はけっこういるんですけど、みんなモトが本の方の枠本さんで、枠元っていうのは日本でうちの一族だけみたい。これ、プチ情報です(笑)。長い距離をモガくのが得意なので大きい着もありますが、しばらくはこのスタイルで頑張るつもり。いつも通り自力で。

藤井孝則

 枠元君。連係は前に1回あって、たしかアイツは1着だったと思う。僕自身の調子はずっと変わらないし、しっかり付いていきたい。

山内大作

 うーん、難しい。コメントは「自分で」でお願いします。何とは言わないけど、久々にアレが出るかもしれませんね。アレはみなさんの想像にお任せします(笑)。

小西誠也

 もちろん僕は近畿の後ろ。三連単、三連複、ワイドに絡めるように頑張ります。二車単、二車複に絡むのはちょっどハードルが高いので(笑)。

藤本龍也

 山内さんが1番の番手に行ってくれればワンチャンあるかも。山内さん行ってくださいって神頼みしないと(笑)。そうじゃないとキツい。自力勝負。

工藤考生

 藤本君が動いてくれるなら任せますよ。地元だし頑張りたい。

山城光央

 西武園は最近1ヶ月に1回のペースで走っているね。大作君に任せる。
 
7R

 

仁藤秀

 初日をクリアすれば準決は間違いなく新田康仁さんと一緒。今からめちゃくちゃ緊張します。配分続きで絶好調ではないけど、しっかり走って結果を出したい。

田中孝彦

 仁藤君。住んでいる場所はそんなに遠くないけど練習は別。競走での連係も初めてです。最近は道中で余裕があっても、踏んだら全然伸びてくれなくて、2着とか3着ばっかり。状態も状態だし付いていくのを一番に考えて走ります。

三浦稔希

 西武園を走るのは久しぶり。静岡両者の後ろが一番いい位置だし、その3番手を主張させてもらいます。

中里福太郎

 前にネットニュースで従兄弟の空君のことを記事にしてもらったみたいですね。競輪選手は脚力が全てだけど、アイドルの空君は顔で売っていかなきゃいけないし、自分とは真逆の世界に住んでいる。まだまだマイナーだけど熱狂的なファンもたくさんいるみたいですよ。北海道に移籍したのが10月だから、本格的な寒さと雪を経験したのは今回が初めて。北の選手が「雪かきが練習」と言っていた意味が初めて分かりました(笑)。自力勝負。

玉木英典

 誰かいれば後ろを回るし、いなきゃ自分で。最近はずっとこういうスタイルでやっています。中里君は移籍して間もないし今回が初連係。番手で自分の出来ることをします。

井上善裕

 本間君に一言断りを入れて北の後ろ。3番手で脚を溜めて直線勝負です。

本間慎吾

 このままじゃマズいし、どうにかしないと。決めずに1人で走ります。
 

 

8R

 

木村佑来

 普段練習している大和の競技場は山の方で雪が多くて、最近は雪のない海の方で街道メインの練習です。西武園を走るのは今回が初めて。ミッド自体もまだ2回目とか3回目。いつも通り自力で頑張ります。

佐藤朋也

 白木さんがいいよと言ってくれたので木村君の番手。離れないように付いていきたい。

高橋泰裕

 ヨコの動きは展開次第では…という感じですね。自力自在に何でもやりたい。

岩崎大和

 自分は気持ちで走るタイプ。前に比べてだいぶ良くなっているし、もう少し戻れば思いっきり暴れられる(笑)。ここは何度も連係している同級生の高橋君へ。

山田哲也

 狙って捲りが決まるならこんな点数ではないですよ。他のラインが早めから壮絶にやり合ってくれて、それで初めて出るかどうか…。決めずに1人で。

白木正彦

 点数順で並ぶのが自然でしょう。木村君-佐藤君の後ろで3番手。先頭が強すぎるし誰か粘るかもしれませんね。

川本恵二

 山田君が嫌だから付かないわけじゃないし、お互いじっくり話しての別線です。自分が付くことで彼に負担を与えたくないし、ラインが出来たら他の選手も警戒するでしょう。そういうのもあって。決めずに前々から。

 

9R


 

新田康仁

 25年振りのA級で浦島太郎状態。ノーデータの選手が、こっちの想像のつかない走りをしてくるから、反応だったり修正がうまく出来ない。一発目の地元戦は、なんだ?なんだ?と思っているうちに終わった感じ。自分の持ち味は引っかき回しての一撃なのに、A級じゃ若い子に引っかき回されてしまっている(笑)。これに馴染みたくはないけど、うまく慣れないと勝てないなと思いました。初日は高橋君にマーク。自分は昔から他地区には付かないとかそういうのは一切ない。全盛期の時に村上(義弘)君に優勝を獲らせてもらったこともあるし、脇本君や深谷君に付いたこともある。みんな覚えていないかもしれないけどカミタク(神山拓弥)に静岡記念を獲らせてもらったこともありますよ。

中村敏之輔

 平の決勝は2着に流れ込まなきゃいけないレースで4着。あれはかなりヘコんだ。次の四日市は決勝には乗れなかったけど、自分の中ではまあまあ伸びていたし、今回はその時よりも更にいいと思う。相笠君に任せます。

西本直大

 中部には付かないとかそういうわけではないんですが、メンバーを見て自分でやってみたいと思った。単騎になるけど一発狙ってみます。


相笠翔太

 前回の地元戦は3日間全て人の後ろ。デビューして初めての経験でした。毎日番手だし脚はそんなに使わなかったけど、その分、精神的にはかなり疲れましたね。A級といってもS級の一般戦と同じようなメンバーだし、ちょっとでも隙を見せたらやられちゃいそう。しっかり気持ちを入れて走ります。自力。

伊藤亮

 A級も楽じゃないし厳しいですよ。地元なのでしっかり結果を求めて走りたい。福田君とは何度かあるし信頼して。

福田滉

 前回の平塚は外競りとか新しいことを経験できたし、収穫の多い開催だった。落車続きでも練習はしっかりできたし、ケアをしつつ休まずやってきました。西武園はこれまで2回来て両方決勝に乗っている。かなり良いイメージあります。自力。

高橋成英

 新田さんが僕を選んでくれるとは…。ビックリですね。緊張します。迷惑をかけないように自力勝負。

 
 
 

チャレンジ決勝インタビュー

1・杉山正和

連日、牛田君のおかげ。決勝も信頼して。石貞君には『気を遣わずチャンスのある位置を回った方が良い』とは言いました。
 
 

2・小川達也

準決はVTRを観たら思った以上に自分に展開が向いてましたね。新人相手の3分戦ですね。セオリー通りに動いてくれないから正直やりにくいけど頑張ってみます(苦笑)。
 

3・中島詩音

準決は後ろに迷惑かけてしまった…。難しかったです。自力で。ラインができるのでなんとか頑張りたい。
 
 

4・鈴木純

小川君が頑張ってくれたおかげです。もちろん決勝も信頼して。
 
 

5・牛田樹希斗

準決は自分から売れていて、ファンの方が(車券を)買ってくれてるんだなと励みになった。なんとかラインで決めたかったのでワンツースリーが決まって本当にうれしい。同期の中島さんとはデビュー後初対戦。養成所時代は全然(中島が)上でしたけど、前回良いメンバーの小倉で優勝できたし自分には勢いがあると思うので。
 
 

6・石貞有基

中近3番手を固めようと思ったけど。先輩たちが好きなようにって言ってくれたので…。かなり迷ったんですけど、今回の感じは3番手から1着取れるイメージ沸かないし中島君のハコにいきます。
 
 

7・岡田篤

牛田君が「ラインで決めます」と言ってくれて、その通り走ってくれた。もう本当にありがたいし大好き(笑)。石貞が自分でやる言えばハコだったけど、それ以外なら牛田君のラインを固めたいと思っていた。ここは準決同様に中部3番手で。

A級決勝インタビュー

1・新田康仁

完全にキッカケをつかめたね。仁藤君とワンツーが決まれば、って思っていたけど、オッズを見たら絶対抜かなきゃと気合入った。(仁藤は)良いスピードだったしかなりのポテンシャルがあるね。孝彦も乗れてよかった。再度番手で。
 

 

2・中村敏之輔

余計な仕事をしたら抜くどころじゃなかった(苦笑)。強すぎるし黙って木村君の後輪だけ見ていきます。
 

 

3・木村佑来

連日、しっかり自分の力を出し切れていると思う。西武園も良い感じ。決勝でもしっかり駆けたい。
 

 

4・仁藤秀

併走になったけど焦らず対応できた。踏み出しでカツンと入ったしスピードにも乗せられたので。決勝もしっかり先輩たちに作戦を立ててもらって力を出し切りたい。
 
 

 

5・田中孝彦

(3着での勝ち上がりで)最終レースはずっと祈ってました(笑)。静岡3人で走れてうれしい。もちろん3番手です。
 
 

 

6・枠元一葵

いつも準決は慌ててしまい力を出し切れなかったけど、今回は後ろが奥出さんで安心感があったおかげで冷静に走れた。(準決の1着は)メンタル面が大きかったと思います。自分が人気になっていたのは知りませんでした。自力で頑張ります。
 
 
 

 

7・奥出健士郎

枠元君とはこれで6回走って5回ワンツー。相性は抜群だけど自分は抜いたことがない。一度抜いてみたいな(笑)。決勝も信頼して。
 

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    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     離れたあとにもドラマは始まる
     
     恐らく統計などなかろうが、昔の競輪と今の競輪では、《マークが離れる》可能性は格段に高くなっている事だろう。
     カマシ全盛、四回転に近い大ギヤ常用では致し方なしだとも思うが、矢っ張り、おいおい簡単に外すなよと嘆く場面に出くわすこと多々だ。
     踏み出しに遅れる、競られてこぼれる、ごちゃごちゃした展開ではぐれる(目標の意外な動きに付いて行けない)等々、マーク屋は「失敗した」と焦った瞬間、その失敗をなんとかしようと《対処》の行動に出るわけだが、失敗後にその選手の《競輪》が色濃く現れるところが、これ又競輪の面白味でもあろう。
     むきになって番手を取り返しにゆく、ピッチも上がっちゃってるから無理だろう、と思わせる状況でもかっとなるマーク屋。
     目標に遅れた途端、泡を食った様に、ともかく内側に降りて手近に位置を求めるもの。いきなり当たられる内の選手はたまったものじゃないが、この画は嫌いじゃない。名うてのマーカー、たとえば大塚健一郎が、仕方ないとばかりにバチーンと体当たりする様に、私の心臓は軽いショックを起こす。
     こう云うのも。敵の先行屋に嵌まられてしまい、味方の先行-敵の先行-下手打ったマーク屋と並び一変、ミスったマーク屋の行動には何種類かある。
     もう仕様ない、俺はヨコ専門、只只そのまま、成り行きに任せよう。思わぬ幸運に恵まれた敵方の番手一気若しくは番手捲りに、一生懸命に続く、味方の先行屋の恨めしげな顔を出来るだけ見ない様にしてね。
     何とかリカバリーしようとする、だけど外を上がる脚はなし、内が空けば、内が空けば、しゃくってマークを取る返す意志は十分に持っているのだけど。
     何とかする術は持たずとも、裸逃げにしてしまった味方にすまない気持が昂じてか、前(敵の先行屋)が番手捲りを打っても遠慮して付いていかない(行けないのかも知れないが)。だから元の並びに戻るのだけど、番手捲りを食い《刀折れ矢尽き》の態なのだから、二人でずるずる下がってゆくのが落ちである。
     ありがちの幾つかを記し述べたが、まだまだ諸般あろうし、又ここに書いた何通りから派生する《変種》と云おうか、多種多様に思い付く。ともかく、笑わせる、頭に来る、感心する……様々な競輪ドラマが、《離れたあと》に起こっている。日向か日陰かは別として、競輪の華は至る所に、思わぬ時に咲くものなのだ。



    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

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